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第08回【まだい/おしどり魚図鑑】

「おしどりの人気活魚、それがまだい」

数ある魚の中で、煮ても焼いてももちろん生でも抜群のポテンシャルを発揮する万能魚があります。

それはまだい(真鯛)です。

日本でも昔から「めでたい(鯛)」や「腐っても鯛」などに代表されるように高級品として定着しています。

今は養殖物なども豊富で年間を通して食べられますが、春から初夏までが天然物の旬を迎えます。

 

「いけすを使っている理由」

産地・大きさなどが同じでも締め方により食感や味が大きく変わるのがこの魚の特徴です。

大きく分けて締め方には野締め(水揚げしてそのまま自然死したもの)と活締め(いけすなどで生きたままお店まで運び鮮度を保つ方法)の二種類があります。

もちろん高価ではありますが、後者が味も鮮度も抜群に良いのは言うまでもありません。

おしどりでは自社便の特性を活かして、生きたまま入荷させています。

これもまだいが白身ネタの花形であり、人気がある証拠なんです。

 

「どこで獲れるの?有名産地など」

昔からお祝い事での定番種であるため、北海道より南の幅広い地域で水揚げされます。

日本での有名な産地は九州では熊本・長崎、東北では青森、四国では愛媛などが有名です。

中でも最も高級なのが兵庫県明石で獲れた明石鯛です。

量も少なく貴重なのはもちろんのこと、一匹一匹丁寧に締める「明石締め」という伝統技があり、魚体の持つ旨さを最大限に引き出します。

おしどりでは太平洋と日本海が交わり豊富な栄養で育った愛媛の天然物をメインに入荷しています。

もちろん、職人の活締めにより鮮度も味も抜群!

お店でも白身ネタ人気ナンバーワンですので、ぜひ一度ご賞味ください。

他との差がきっとわかるはずです。

■名前の由来
魚の中では平べったい種のため「たいら」から「たい」と呼ばれるようになったと言われている(諸説あり)。
■呼び名
一般的に「たい」と呼ばれるとこのまだいを指す。
地方によりオオダイ、ホンダイ、カスゴなどと呼ばれることもある
■主な産地
日本では北海道より南でよく獲れる
■生態
・水深100m前後に生息
・群れを作らず単独行動
・肉食性。小魚、貝、えびやかになども食す
■食べ方
刺身、焼き魚、煮付け、鍋、天ぷらなど和食全般で使われる。
また愛媛の郷土料理としても有名な鯛めしや鯛そうめんなどもある。

 


(↑いけすの中のまだい@湘南モール店)

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