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第09回【まこがれい/おしどり魚図鑑】

「庶民が食べることを禁じられていた幻の白身」

かれいの中でも飛び抜けて旨いのがこのまこがれいです。

名前はまがれい(真ガレイ)と紛らわしいですが、同属別種です。

江戸時代、大分県の日出町にあった日出城に近くで獲れたまこがれいは「城下(しろした)かれい」と呼ばれ、関さばなどと並ぶブランド魚です。

当時はあまりの美味しさに殿様の献上品で庶民が食べることを禁止されていたほどでした。

今でも高いものでは8000円/kgと市場でも超高級魚に分類されています。

もちろんこの価格ではお出しできないため、品質と価格のバランスにより希少ながらおしどりでも入荷しています。

「どんな味なの?」

そんな超高級魚は一体どんな味か気になるところ。

身は透き通るような美しい純白で、コリコリとした食感が特徴です。

白身独特の上品な味がなかなか文字では伝えきれないので、お店で見つけたら一度ご賞味ください。

もちろん、縁側(えんがわ)も絶品です。

脂の少ない身に比べ、とろけるような脂がたまりません。

 

「いつ入荷するの?」

単刀直入に言えば、お店では不定期入荷になります。

一年を通して獲れる魚ですが、旬は春から初夏でこの時期が一番旨いとされています。

秋から冬にかけては産卵期に入るため、初夏が最も大ぶりで栄養価が高いです。

基本的には日本全国で獲れますが、定着性の強い魚のため日本各地で味が異なりその違いを楽しむことができる魚でもあります。

少数ながら東京湾でも水揚げされることから、江戸前すしのネタとしてもラインナップされています。

 

「おしどり自信の地魚!」

旬の初夏は最も高値を付けるため、お店になかなか入荷はありませんが、東京湾などの近郊の漁港と直接交渉してお手頃価格でご提供できますよう努力しています。

それでもご紹介するのは、もちろん地魚がウリのおしどりだからなんです。

もし、まこがれいに出会えればラッキー!

ぜひ、その味をご自身でお確かめください。

その日の地魚は店内の黒板に書いています。

 

■名前の由来
不明。
■呼び名
漢字では「真子鰈」。
市場では「まこ」、青森では「くろがしら」、瀬戸内海では「あまて」、山陰では「くちぼそかれい」など各地で呼び名がある。
■主な産地
北海道から九州まで日本全国で獲れる。
中でも大分県では「城下がれい」というブランド種がある。
■生態
・水深100m前後の泥底や砂に生息。
・定着性がある。
・肉食性。藻や海藻なども食べる。
■食べ方
刺身、焼き魚、ムニエル、煮付け、鍋、天ぷらなど基本的にどう食べても旨い。
■美味しいまこがれいの見分け方
・身に張りがあり大ぶりなもの
・表面が乾いていないもの

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