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第15回【かわはぎ/おしどり魚図鑑】

「ファニーな顔で上質な身、それがかわはぎ」

愛嬌のある顔に厚い皮で包まれたちょっと変わった魚、かわはぎ

ちょっとマイナーな魚ですが、ここ最近ツウなお客様を中心に密かなブームなんです。

人気の秘密はなんと言ってもその味。

冬は美味しい競合が多い中で確かな存在感を放っています。

今回はそんなかわはぎの魅力に迫ってみましょう。

 

「そもそもかわはぎってどんな魚?」

主にかわはぎと呼ばれ食べられているのは「本かわはぎ」「うまづらはぎ」の2種類です。

非常に種類が多く100種近く存在しています。

最もポピュラーな(かわはぎ自体マイナーですが•••)本かわはぎですが、日本各地から東シナ海にかけて生息しており、全国で獲れる魚です。

冒頭でも触れていますが、なんと言ってもそのインパクトがある見た目が特徴で、目がクリっとして口がとんがっているなんとも可愛らしい魚です。

またその愛嬌のある見た目に反して、非常に硬い皮に覆われています。

これが名前の由来にもなっており、皮を剥ぐ→皮剥(かわはぎ)となったと言われており、近年まではその皮をヤスリとして使っていたとか。

大きさは小柄な魚種のため、平均で25cmくらいです。

釣るのが難しい魚とも言われており、釣り人の憧れの的でもあります。

 

「人気の理由は?」

かわはぎの旬は本来夏になります。

しかし、秋から冬にかけて旬と呼ばれるのは、寒い冬の備えて肝臓(肝)が大きくなるためです。

なんと言っても人気はこの肝の美味しさ。

冬の脂肪分が少なく弾力のある身と、この脂たっぷりの肝が絶妙なバランスを醸し出します。

脂が多い身ももちろん美味しいですが、しっかりとした歯ごたえの身もツウ好みという所以(ゆえん)。

ゴツゴツでザラザラした硬い皮は調理するのも一苦労。

食べる前に皮を剥いた職人の苦労をちょっとだけ思い出してもらえると嬉しいです。

 

■名前の由来

ザラザラの硬い皮を剥ぐ(皮剥)というのが由来。漢字でも「皮剥」。または魚辺に皮で「鮍」。

■主な産地

北海道から東シナ海まで全国的に獲れる。
暖海系の魚のため、九州などで多く獲れる。

■生態

・最大で30cm。平均的には25cmくらいが多い。肉食系で貝類やウニ、甲殻類を好む。
・水深100m以下の砂地に群れで生息している。
・産卵期は夏。幼魚は海藻などについて育つ。

■食べ方

刺身、寿司の他には白身魚の料理の煮付け、フライ、干物など。

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